環境主義
経済発展よりも地球環境
地球環境を守ること。それは経済発展よりも優先される課題であると考えます。
地球環境を守ること。それは私たちが「車に乗って便利」とか「おいしいものを食べたい」といった望みよりも優先されなければいけない課題であると考えます。
地球環境を守らなければ、私たちに未来が無いことなど認めたくないけれど、それでもだれしもが認めなくてはならない事実ではないでしょうか?
私、おさだ進治が神奈川県政で取り組める環境問題など地球環境から見ればとっても小さなものですが、それでも私にとっては最も重要な課題なのです。
山から海へ
山から海へ・丹沢再生と相模川・湘南海岸の自然回復
丹沢の山々は荒れてしまいました。遠目に見れば美しい丹沢の山々も一歩山中に分け入ってみればその自然の衰退は激しいものがあり、私たちが日々口にする飲み水の源として、生態系の宝庫として、CO2を吸収して地球の温暖化を防ぐ緑のダムとして・・・それらの機能は破壊寸前にあります。
にごる相模川、森になる。
降雨により丹沢の山々から流出した土砂はやがて濁った水となり相模川を流れます。濁った水が運んでくる“泥”は川に体積し、丸石がゴロゴロとしていた川原は姿を消し、そこに草木が繁り相模川の風景は一変しました。今相模川の河川敷には両腕を伸ばしても抱えきれないほどの大木が茂っています。
やがて海では・・・・砂浜が消失し。
ダムの建設が進んだ相模川水系。水に溶け込む“泥”は流れても石や砂礫はせき止められてしまいます。川から砂利や砂が運ばれなくなった湘南海岸では砂浜が姿を消しつつあります。姿を変える海は水産資源とって深刻な影響があるばかりでなくマリンレジャーのメッカ湘南にとっても大きなダメージ。さらに台風の高波で西湘バイパスが崩壊するという被害も起きています。
そこでどうする。
丹沢ではとても存念ですが、ニホン鹿を殺さねばなりません。山肌の草木を食べてしまう鹿が増えすぎてしまい、森の衰退の最大要因となっています。生き物を殺すことはとてもとても忍びないのだけれど、私たちは現在丹沢に生息している約○○○○頭の鹿を○○○○頭まで減らす努力をしなければなりません。
スリットダムの建設で石を流す。
山が急激に崩落しないように川の石や砂をせき止める物体を“砂防堰堤”と言います。
しかしこれだと石や砂が川に流れず湘南の砂浜でやせてしまいます。また魚が川をのぼることができず生態系にも悪影響があります。そこで写真2のようなスリット型のダムに切り替えていきます。これだと大きな岩はせき止めますが、比較的小さな石や砂は流すことができ、生態系にとっても有効です。
その他丹沢では・・・・
ヤマビルの発生を抑制するための方法について研究を進めなければなりません。登山者の踏み荒らしを防ぐために“入山制限”について検討したり、ケーブルカーの建設やリゾート開発、不要な林道の整備のような無謀な行為をくい止める努力をしなくてはなりません。
不法投棄の厳罰化など、山を汚す行為を絶対に許さない制度と仕組みづくりが課題です。
相模川では・・・
相模川、多摩川、鬼怒川だけに自生している固有植物「カワラノギク」の保護活動が急務です。また日本古来の生態系を脅かす、セイタカアワダチソウやアレチウリなどの外来植物の繁茂を防ぐための対策が必要であります。
湘南では・・・ダンプカーで砂を運ぶ!?
やせ細ってしまった砂浜を復元するために相模湖の湖底にたまった土砂をダンプカーで海岸まで運び、少しずつ波にさらわせて砂浜を再生する試みが始まっています。こんなことをしないで自然のチカラで!と思うのもやまやまですが、私たちが水道の水を使うかぎりダムは必要不可欠なもの。やってみるしか、仕方がありませんね。ちなみにこれまでは相模湖などのダムの湖底を埋めてしまう土砂は湖底からすくい上げて他の場所に埋め立てをしていました。どうせ埋め立てるならこうして砂浜の復元に利用した方が費用も安く済むというメリットもあります。また、川の途中に砂を置いて川の水の力で少しずつ砂を流す「置き砂」という方法にもチャレンジしています。
※この取り組みの最大の課題は湖の湖底で不純物などの有機質を含んだ土砂をいきなり海洋へ運んで、生態系への悪影響はないか?ということ。影響調査を行いながら慎重に事業を進める必要があります。
永池川を自然(素掘り)の川に!
県が管理する一級河川永池川は市役所の東側、厚木ナイロン付近を基点に海老名市を南へと縦断しています。大谷地区では鮒などの魚をめあてに釣り糸を垂れる釣り人の姿を見かける方も多いと思います。
しかしこの川もひとたび台風や大雨を降ると川は増水し、東名高速道路付近ではたびたび氾濫してしまいます。
これまで、東名高速から下流部分については氾濫を防ぐためにコンクリート壁を使った治水整備が行われて来ました。
しかし、これより上部の整備については自然の生態系を活かした素掘りの川にすべきであると県議会の中で主張しております。
動植物の生態系を維持し、市民の皆さんに親しんで頂ける川の整備について取り組んで参ります。是非ご期待とご協力を下さい。(写真は横浜市都筑区の早淵川の自然を活かした河川整備後の様子。)
